子どもが可愛いと思えない…その感情が普通な理由と2つの解消法

子育て

「子どもが可愛いと思えない日がある」
そんなふうに感じたことはありませんか?

この感情を持つと、多くのママは「私って母親失格なのかな…」と自分を責めがちです。

ですが、この感情は決して珍しいものではありません。心理学や育児支援の現場でも、同じ悩みを抱えるお母さんは多くいます。

私も長男を産み、育てながらも「手放しで可愛いと思えない私は、異常な母親かも…」と思っていた時期もありました。しかし、今はこの考えはなく、1人の家族として受け入れて接しています。

この記事では、子どもが可愛く思えない背景とその向き合い方、そして愛情を取り戻すためのステップをご紹介します。

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母性神話による罪悪感

日本では、昔から「母親は子どもをいつも愛おしく思うべき」という母性神話が根強く存在します。これは「母親は生まれつき、無条件に子どもを愛せるものだ」という考え方で、戦後の専業主婦モデルやメディアの影響によって広まりました。

しかし実際には、母親も一人の人間です。体調や気分、生活状況によって感情は変動します。疲れやストレスがたまれば、子どもが可愛いと思えない瞬間があるのは自然なことです。

それでも母性神話が強く浸透しているため、「いつも可愛く思えない自分は母親失格なのでは」と、無意識のうちに罪悪感を抱えてしまいがちです。この「理想の母」像と現実の感情とのギャップこそが、心を苦しめる大きな要因になります。

では、なぜ疲れやストレスが「子どもが可愛くない」と思ってしまう原因なのでしょうか?

疲れやストレスが影響する理由

心理学研究でも、慢性的なストレスや疲労がポジティブな感情を感じにくくすることが明らかになっています。

ある研究では、日常のストレスを感じた日は「喜びや幸福感を感じる時間」が短くなり、そのまま長期的に感情の低下や精神的不調につながることがわかりました。また、慢性的なストレスを抱える状況でも、ポジティブな感情を感じやすい人は、社会不安やうつ症状のリスクが低くなるという結果も出ています。

つまり、疲れやストレスを感じたときに感情が鈍くなるのは自然な生理反応であり、無理に「元気を出さなきゃ」と思う必要はありません。

例えば、睡眠不足・家事や育児の負担・仕事のストレスが重なると、脳は「生き延びるためのモード(サバイバルモード)」に入り、余裕を失います。

これは決して「母性が足りない」わけではなく、心と体が限界に近づいているサインなのです。

自分を受け入れる2つのステップ

母性神話のせいで思い込みのせいで、疲労やストレスでポジティブな気持ちを感じにくくなっているのはわかっても、それをなかなか受け入れで次のステップへ!となると難しいものです。

この自分を受け入れるためのステップを2つ紹介します。

  • 感情を認める
  • 自分の時間を確保する

一つずつ解説します。

感情を認める

まず、「今、私はそう感じているんだな」と事実として受け止めます。

ここで大切なのは、感情を“良い”か“悪い”かで判断しないことです。「怒ってはいけない」「こんな気持ちは母親失格だ」というように感情を否定すると、さらにストレスや自己否定感が強まってしまいます。

例えば次のような気持ちは、誰にでもある自然な反応です。

  • 「今日は疲れていて、子どもと遊ぶ気力がない」
  • 「どうしてもイライラしてしまう」

感情を否定せずに「そう感じる自分が今ここにいる」と認めるだけで、心は少しずつ落ち着きます。心理学でも、感情をラベリング(言葉で名前をつける)することは、脳の興奮を鎮める効果があるといわれています。

自分の時間を確保

ほんの15分でも構いません。自分のためだけの時間を意識的に作ることは、心の回復にとても効果的です。

これは、心理学でいう「マイクロブレイク(短い休息)」の一種で、数分〜数十分の休憩でもストレスを軽減し、感情の安定や集中力の回復につながるとされています。

次のような、誰かのためではなく「自分のため」にする行動をとってみましょう。

  • 温かいお茶をゆっくり味わう
  • 好きな音楽やポッドキャストを聴く
  • 外の空気を吸いながら軽く散歩する
  • アロマを焚く
  • 好きな本や雑誌を数ページだけ読む

最初は5分からでもOK。スケジュールに「自分時間」を予約するつもりで取り入れると、習慣化しやすくなります。小さな時間でも自分を労わることで、心に余白が生まれ、子どもや家族にも優しい気持ちを向けやすくなりますよ。

心の余白を作って感情を取り戻そう

毎日が家事や育児でいっぱいだと、心に余裕がなくなり、イライラや無力感が溜まりやすくなります。心理学では、こうした状態を「感情リソースの枯渇」と呼び、心に余裕がないほどポジティブな感情を感じにくくなることがわかっています。


そのため、意識的に「心の余白」を作ることが大切です。

  • 家事の完璧さを求めすぎない(便利家電やサービスを利用)
  • 夫や家族に具体的に頼む
  • 子どもと離れる時間を意識的に作る(預ける・一時保育など)

心の余白は、子どもと向き合うときの感情の柔らかさを取り戻してくれます。

「可愛くて仕方がない」という強い感情が突然わき上がるわけではなく、自分の中で感情を感じ取りやすくなるイメージです。

私自身も、心の余白を意識するようになってから、子どもを愛らしいと思える瞬間が増え、小さなことでイライラしなくなりました。余裕があることで、子どもに優しくなれるだけでなく、自分自身もずっと楽に過ごせるようになります。

まとめ

子どもを可愛いと思えない瞬間があっても、それは母親失格のサインではありません。多くの場合、それはあなたの心と体が休息を必要としているだけです。

感情を認め、少しずつ自分の時間と心の余裕を取り戻すことで、愛情は再び自然に湧き上がってきます。

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