- 「私は良いママじゃないかも…」
- 「他のママはどうしてできるのに私はできないんだろう」
なんて考えてしまうことはありませんか?
私は子育てが苦しいと思っていた時に、よくそんなことを考えていました。他のママは、いとも簡単にやっているように見える。でも私は苦しい…そんなことを考えていました。
でも、これって自己肯定感が低くなっていて、そういう思考になってしまっていたのです。その時は自分が自己肯定感が低くなっているなんて、思いもしませんでした。
今回は、自己肯定感が低くなってしまっている時、ママはどんな思考になってしまったり、どんな行動をとってしまったりするのかをまとめました。自己肯定感が低い人、みんながそうなるというわけではないので、一例として、「私いま自己肯定感低くなってきてるかも!」というチェック項目として使ってみてくださいね。
自己肯定感の上げ方もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
自己肯定感とは

自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在だと認め、自分に対して肯定的な感情を持つことです。簡単に言うと、「自分は大丈夫だ」「自分には価値がある」と感じられることが自己肯定感です。
では、自己肯定感が高いとどうなるのでしょうか?
自己肯定感が高いと、自分の強みや弱みを理解し、ありのままの自分を受け入れることができます。失敗やミスをしても、必要以上に自分を責めず、「次にどうするか」を考えられます。自分に対してポジティブな感情を持つため、他人との関係もスムーズになったり、同じようにポジティブな人が集まってきたりと良い影響があるといえます。

ちょっとの失敗も「ま、いっか!」と思えることで楽になったり、次どうしたら?を考えられる=PDCAを回せるようになるので、ライフデザインにとても良い影響を与えるんです!
では、自己肯定感が低い場合はどうなるのでしょう。
自己肯定感が低いと、自分を過小評価しがちです。できなかったことに焦点を当て、自分を責めたり、他人と比較して落ち込んだりすることが多くなります。自分に自信が持てないため、挑戦を避けたり、人前で自分を表現するのが怖くなったりすることもあります。

私は、他の人は上手にできているのに、私はできないのはなんで?と責めたこともありました。他の人の子育てなんて関係ないのにね!
自分でも気が付かない間に、自己肯定感が低くなってしまっている可能性もあります。特に、私が3人の子育てを経験して感じたことは、ママは自己肯定感が低くなってしまいやすい環境にあるのではないかと思います。
理由は、2つ。
- 家に子供と二人でいる時間が長い
- 子育てのこれが良いという情報が多すぎる
家にいることが多く他の人と話す機会が少なくなるのとともに、初めての経験が多い子育て。失敗するのは当たり前で、上手くいかないのも当たり前なんですよね。でも、それを話したり、受け止めてくれる人が少ないことが「なんでできないんだろう」と自分を責めてしまいやすくなります。
また、子育てでこうあるべきという情報が多く、その情報にアクセスしやすいのも自分の失敗が目立ちやすい環境でした。雑誌やネットの中には、こういう風に1日過ごすのが良いとか、子供の成長の度合いはこう(例えば、10ヶ月くらいになると歩き始める子もいます。とか)などの情報がたくさんありますよね。
でも、子どもの成長は人それぞれ。ママの成長も人それぞれ。そういう雑誌に載ったりするのは、うまくいってる事例の話ばかりです。それを読むと、「私はなんでできないの?」「この子はなんで歩かないの?」など、不安な気持ちになってしまうのは仕方ないんじゃないかなと思います。

3人育てて思うことは、一人一人全く違うということ。兄弟であったって、全く同じなんてことはありません!それでいいし、子育てには「ま、いっか!」が大切だなと実感してています。(危険が伴うことはもちろんダメ!!)
では、自己肯定感が低くなっているママがどんな思考に陥りやすく、どんな行動を取りやすいのでしょうか?
自己肯定感が低いママが陥りやすい思考や行動7選

自己肯定感が低いママが陥りやすい思考や行動は、次の7つです。
- 自分を責めることが多い
- 他人と比較してしまう
- 自分のニーズを後回しにする
- できていないことに焦点を当てる
- 依存的な行動をとることがある
- 自己改善に過度に執着する
- 感情の波が激しい
一つずつ解説しますね。
1.自分を責めることが多い
自己肯定感が低いママは、うまくいかなかったことや失敗に対して過度に自分を責める傾向があります。例えば、「もっと子どもに優しくできたはずなのに」「家事が思うように進まない」といった自己批判が強くなるなどです。
子どもとはいえ、自分と全く別の人格ですから、うまくいかないこともありますよね。「ま、いっか!」で過ごせないこともあると思います。でも、その頻度が高くないか、自分を責め始めたらそれが尾を引いてしまっていないかを考えてみてください。
2.他人と比較してしまう
他のママたちと自分を比較し、劣等感を感じることがよくあります。「あのママは仕事も育児も完璧にこなしているのに、自分はどうしてこんなにうまくいかないんだろう」といった自己不信を抱えることがあります。
私はよくこの「他のママは〜」を考えていました。1つ目の「自分を責めることが多い」とリンクして、負のスパイラルに陥っていたなと思います。

3人育てて思うのは、みんなそれぞれ苦労してるし、頑張ってる!自分だけなんてことはないし、比べる必要なんて全くなし!
3.自分のニーズを後回しにする
自己肯定感が低いと、自分の気持ちやニーズを無視してしまうことがよくあります。子どもや夫のニーズを最優先にして、自分自身のリフレッシュや休息を後回しにしてしまうことありませんか?
あれをやらないとこれをやらないと…に追われて、リフレッシュする時間がないことにも気づいていないこともあると思います。私もありました。頑張りすぎじゃない?と言われても、頑張ってる自覚もなかったんですよね。ママはやってあげるのが当たり前という謎の価値観が植え付けられていて、自分が楽しむことをすっかり忘れてしまっていました。

2学年差で3人の子どもがいるということは、三男を幼稚園に入れるまで7年間もの時間を子どもと家で過ごしてきたわけですが、自分の心が限界だと感じて預かり保育に出したこともありました。
最初は、家にいるのに預かり保育を使うなんて、母親としての仕事を放棄しているんじゃないかと思ったり、お金を稼いでいるわけでもないのに、預かり保育代を出すことに罪悪感も。
でも、実際に何度か預かり保育を使い、自分の時間を持てたことで、心に余裕が出てきたことを実感しました。ママも自分の時間を持ってリフレッシュすることは大事!
4.できていないことに焦点を当てる
自分の成し遂げたことよりも、できなかったことやうまくいかなかったことにばかり目を向けることがあります。ポジティブな出来事に気づきにくく、達成感を感じにくくなります。

子育てって達成感なんてないんじゃないかと思っています。むしろ達成するのは子ども。喋れるようになるのも、歩けるようになるのも、勉強ができるようになるのも子ども自身なんですよね。ママはサポートするだけで、達成することは何もない!
サポートするために何しようかなと思うことで、達成感を得られるようになりましたよ!
5.依存的な行動をとることがある
自己肯定感が低いと、自分で決断をするのが難しくなり、他人に頼りすぎたり、他人の意見に強く依存してしまうことがあります。自分の意見や希望を主張できずに、周囲に合わせることが多くなることがあります。
それが自分の望んでいることなら良いのです。そうでないなら、自分の本当の望みは何かを考えてみるきっかけにしてほしいですね。
6.自己改善に過度に執着する
「完璧なママにならなければならない」というプレッシャーから、自己改善に執着することがあります。子育てや家事の方法、育児書を片っ端から読んで完璧にやろうとするものの、結果的に疲れ切ってしまうことがあります。
これは、真面目なママ、完璧主義な気持ちが強いママが陥りやすいです。完璧にやろうとするからこそ、できないと自己嫌悪してと堂々巡りになってしまいます。
7.感情の波が激しい
自己肯定感が低いと、些細な出来事でも感情が大きく揺れることがあります。自分に自信がないため、他人の言動や反応に敏感に反応してしまい、気分の波が激しくなることがあります。
特に、気分が落ち込むことが多いのではないかなと実感しています。辛い気持ちでいることがベースになってしまうと、イライラしたり、怒ったり、泣いたりなど、ネガティブな気持ちが噴き出しやすいです。
もし、今紹介した7つの思考や行動に結構当てはまっているかも?と思ったら、次の自己肯定感をあげるワークを少しずつやってみてください。
自己肯定感を上げる3つのワーク

自己肯定感を上げる3つのワーク
- 自分に対して、優しくポジティブな言葉をかける
- 小さな成功を認める
- 自分のための時間を作る
詳しく解説しますね。
1.自分に対して、優しくポジティブな言葉をかける
毎朝、自分に対して優しくポジティブな言葉をかけてみましょう。布団から出る時でもいいし、手帳を使っている方は手帳に書くのも良いですね。メモに書いて、目に見えるところに貼っておくのも良いかもしれませんね。
例えば、「私は頑張っている」「私は良いママだ」「今日はうまくいく」などです。何度も目にしたり、声に出すことで、本当にそうであると脳が判断して、自己肯定感が上がります。
2.小さな成功を認める
どんな小さいことでもOK!できたことを認め、褒めましょう。
例えば、「今日も朝ごはんが作れた!」「無事に子供達を送り出せた!」など、当たり前だと思っていることは、決して当たり前ではありません。自分を褒めてあげましょう!
3.自分のための時間を作る
ママも自分のための時間は大事です。ゆっくりする時間に使ってもいいし、何かストレス発散法があれば、それをするのも良いでしょう。自分のための時間=自分を大切にしてあげる時間です。
ぜひ、1日5分でも良いので、自分のための時間を作りましょう!
この自己肯定感を上げる3つのワークは、Instagramで紹介したものです。
Instagramでは、他の自己肯定感を上げるワークや、ライフデザインに役立つ情報をアップしているので、ぜひフォローしてくださいね!
まとめ

今回は、自己肯定感の低いママが陥りがちな思考・行動7選を紹介しました。実は、自分が自己肯定感が低いと言うことにすら気づいていないこともあります。実際、私は気づいていませんでした。
自分が1つでも当てはまるかもと思った方は、ぜひワークに取り組んでみてください。
自己肯定感が上がる時は、「うん!上がってる〜」なんて気づくことはありません。気づいたら自分を責めなくなった、「ま、いっか!」と思えるようになったという変化に実感できる時が来るでしょう。心が少しでも軽くなった!前向きになった!などの変化が現れることを願っています。
とはいえ、一人じゃどうしてもできない。誰かに話を聞いてほしい。自分を変えたいからサポートしてほしい。そんな人には、無料コーチングをプレゼントしています。公式LINEからぜひ、お問い合わせください。